冒頭の写真はヘルシンキ中央駅の正面入り口。下は駅構内の見取り図。電車乗り場への入り口はいくつもありますが、正面入り口から入るのが一番わかりやすいでしょう。では、扉を開けて中に入っていきましょう。 |
※見取り図はクリックすると拡大表示されます。
駅の構造は基本的にシンプル
正面入り口の重たい木の扉を開けてエントランスホールに入ると、右手に両替所、左手にレストランがあります。とりあえず直進してプラットフォームに向かいます。
プラットフォームでまず目に入るのはロシア行きを含む長距離路線の乗り場。前掲見取り図の中央部分です。エスポー方面への乗り場は、この左奥になります。
正面入り口以外からも電車乗り場に行けます。写真下・左は見取り図でAと記した入り口。滞在ホテルが駅の西側(ホリディ・イン、ヴァークナなど)なら、ここからのほうが早いです。一方、駅東側に隣接するプラザ、アーサーなどのホテルからは、写真下・右、見取り図Bから入ることができます。その場合、地下道を通るのが近道。
エスポー方面への電車はおおむね13~15番プラットフォームから発車します。「おおむね」というのは、たまに11・12番線から発車することがあるからです。したがって電車名(E・L・U・Y)もしくは最終目的地(KirkkonummiもしくはKauklahti)を表示している掲示板で乗り場を確認します。UとY列車は本数が少ないので、実際にはEかUに乗ることになるでしょう。ちなみに駅に改札口はなく、電車のドアは閉まっているので、ボタンを押して自分で開けなければなりません。
乗車後25分弱で大きな駅が見えたら降りる
出発後10分くらいすると、比較的大きな駅(Leppävaara)がありますが、その後はプラットフォームだけの簡素な駅が続きます。その辺りから車内にある駅名表示モニターと外の景色をチェックしましょう。エスポー(Espoo)に着くと、進行方向左側に駅ビルが見えますので、乗り過ごす恐れはないはずです。ヘルシンキからおよそ25分。