1.着陸から入国
日本からの直行便（フィンエアーもしくはJAL）はターミナル２に到着します。飛行機が着陸してから入国ゲートをくぐるまでは長い通路を歩きますが、人波に続けば問題ありません。ただし乗換え窓口（Transfer Flight）に向かう人もいますから、到着ゲート（ArrivalもしくはExit）の表示に従ってください。
エスカレーターやエレベーターを利用して長い道のりを経て入国審査（パスポートチェック）が済んだら、機内に預けた荷物がターンテーブルに出てくるのを待ちます。
荷物を受け取り、税関申告の必要がなければ（たいていの場合がそう）緑色の通路から出口に向かいます。いよいよフィンランド入国です。
2.到着ロビー
Exitから出てくる乗客の図。飛行機の着陸からここまでよほど早くて30分。旅行シーズンなら１時間かかることもざらです。
ゆるやかなスロープをそのまままっすぐ進みましょう。左右にはカフェ、ハンバーガー店、ムーミンショップ、スーパーなどが目白押しですが、到着時に利用する可能性が高いのはキオスク（R-Kioski＝コンビニ）だけでしょう。電車等のチケットを買うのはキオスクが一番簡単ですし、スマホのプリペイドSIMも空港で買うとよいでしょう。
出口から30ｍほど直進すると庭園風のスペースがあります。出迎えの人と待ち合わせるならこの辺りが便利です。自力で市内に行く場合、さらにまっすぐ進んでいきます。
入国ロビーの概要は以下の通り（クリックで拡大）。
3.ヘルシンキ市内に向かう
さて、市内への足はどうするか。とりあえず”庭園”を横目に真っすぐ進んでいくとバス・タクシー・電車への目印が表示されています。2022年の空港大改装で、従来より分かりやすくなりました。とにかく前に行けばいいんだから。
出口から2軒目のキオスクがタクシー・バス乗り場へ向かう分岐点の目印。
ここを左に進むとタクシー乗り場。市内中心部への料金は40～50ユーロですが、「一律35ユーロ」を売り物にしている会社もあります。
同じ場所を右に向かえばバス乗り場。一番手前の10番乗り場から発車する600番バスがヘルシンキ中央駅への直行便です。所要時間40分弱。街並みの風景を楽しみたいならバスはおすすめ。中央駅の東口（便宜上の呼称）広場に着きます。
中央駅のバス停。クリックで拡大。
4.電車で市内へ
前述のバス・タクシー乗り場の分岐点をまっすぐ進み、エスカレーターかエレベーターで地下に潜ると電車乗り場があります。
空港と中央駅を結ぶ電車には「I」と「P」との２経路がありますが、環状線の右回り左回りの違いです。左右から電車が来るので（進行方向が逆）戸惑うかもしれませんが、どちらに乗っても構いません。
5.中央駅に到着
バスよりは数分早いかな、という所要時間で中央駅に到着。荷物が多い場合は電車のほうが楽かもしれませんが、大した違いはないでしょう。
なお、バス・電車のどちらを使うにしても、切符は乗車前に購入しておかなければなりません。切符についてはコチラを参照。
