Mustalampi
広大な敷地を擁するヌークシオ国立公園には無数のハイキングコースがあります。したがって行き方も様々なのですが、観光客が最も多いポイントへの一般的なルートを紹介します。より詳しい情報はコチラ参照してください。

中央駅から電車でエスポー(Espoo)へ

まずはヘルシンキ中央駅の13~15番線から近郊列車のE・L・U・Yのいずれかに乗り、エスポー中央駅(Espoon keskus)に向かいます。乗車時間はおよそ25分。ヘルシンキ⇒エスポー電車の乗り方はコチラを参照してください。

エスポー駅の入線ホームは1番。車両なかばよりやや後ろに乗ると、ヌークシオ行きのバス停は降りたホームの目の前。ここで245番のバスに乗ります。バスの時刻表はHSLのサイトで。10分くらいすると、ヌークシオに近づいていることを示す道標が眼に入ってきます(写真上・右)。

目指すバス停はハウッカランメンティエ(Haukkalammentie)。自力で確認することはほぼ不可能ですから、乗車時に運転手にその旨伝えてください。
Haukkalammentieと書いたメモを見せるといいでしょう。運転手は不愛想ですが、確実に教えてくれます。エスポーから25分くらい。バス停前方の20メートルほど先を左折。ハイキングスタート地点であるハウッカランピ(Haukkalampi)という地名がさりげなく示されています。

この先に何があるのか? とちょっと不安になる林道が2キロほど続きますが、夏場なら他のハイカーも多いので問題はないでしょう。駐車場についたらハイキングコースの始まりです。この200メートルほど先にガイド小屋やトイレなどがあります。

映画「かもめ食堂」のポスターが撮影された場所。ガイド小屋正面の小道を進み、浮き橋を橋を渡った先の離れ小島のほとり。 何気ない場所ながら気のきいたロケーションだと思います。「かもめ」ファンはここで記念撮影するのがお約束。