ヘルシンキとエストニアの首都・タリンを結ぶフェリーは三社が運航していますが、所要時間・発着時間等を総合的に勘案するとタリンク・シリヤ（Tallink Silja）に軍配があがります。そこでここではタリンク・シリヤを利用する場合の港への行き方、乗船手順を紹介します。
タリンク・シリヤが発着するランシ・テルミナーリ（Länsi terminaali＝西港。英語だとWest harbor）に行くにはトラムの７番か９番を利用するのが最も一般的。中央駅の正面入り口を背にして右側に進むトラムに乗ります。写真下、トラムを待っ人々がいるほうです。トラムのチケットは事前に買っておかなければなりません。
7番と９番の路線図を以下の通りですが、両者に大差はありません。中央駅から乗車すれば実質的にはなんの違いもありません。
港に到着
中央駅から10分強で西港に到着。終点だし、他の乗客が皆降りるので間違えることはありません。
チェックイン
フェリー乗り場の中に入ると、すぐ左手にチェックイン・カウンターがあります。ここでパスポートとともに予約確定書を提示すると、クレカサイズの乗船券（行き帰り別に2枚）が渡されます。カウンターが混んでいる場合は機械でのセルフチェックインを利用してもいい。予約番号とセキュリティコード（いずれも予約確定書に記されている）を入力すると、やはり行き帰り別に2枚の乗船券が発行されます。
乗船券をもって出航ゲートへ。チケットを読み取り機にかざし、一人ずつ入場します。オンラインチェックインした場合はQRコードなどをダウンロードしたスマホをかざせばOK。
手慣れた人はスマホでスイスイ
出航待ちロビーへ
入場ゲート正面のエスカレータで2階に上がります。
ちょっとしたテラスもある待合ロビー。座席を確保していない場合、出航1時間前にはチェックインをしたほうが良いでしょう。座席を確保していても、出航30分前にはロビーに入っていたいところです。 この写真は出航間際なので閑散としていますが、その前まではかなり混雑しているのが通例です。
コインロッカーもある
出航ゲートを通る前、その右手奥にコインロッカーがあります。実際の必要性は低いし、船内およびタリンの港にもコインロッカーはあるので、ここがすべて使用されていても困ることはありません。
