中世から近代・現代の歴史と文化が一堂に
ヘルシンキから電車とバスを乗り継いで1時間半。最大の見どころは14世紀初頭に建立されたハメ城(Hämeenlinna)ですが、同地には様々な「顔」があります。内陸部ではフィンランド最古の都市だけに、それも当然かもしれません。
有名な観光ポイントであるハメ城に加え、庭先の軍事関連博物館を訪ねればフィンランドに対する認識も大きく変わるでしょう。教育・文化都市としての名声の高い側面を見るなら新市街中心部へ。大作曲家シベリウスの生家を訪れることもできます。
さらに少し足を延ばせばフィンランド秘蔵の村、Hauhoがあります。1500年代に建立された教会を中心に、美しい家屋が広がります。フィンランド人も観光で訪れることはありませんが、誰もが知っているという不思議な場所。ハメーンリンナの懐の深さを感じます。
●コース概要
9:00 |
ホテルお出迎え |
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電車でハメーンリンナへ |
11:00 |
ハメーンリンナ着 城内見学・ランチ |
|
シベリウス生家(オプション) |
14:00くらいまで |
市内散策 |
16:00 |
ヘルシンキ中央駅戻り |
料金 3万5000円
行程 7時間
概要 フィンランドで2番目に古いお城を訪ねる
往復交通費
ハメ城入場料
●ハメーンリンナの見どころ
ハメ城
アウランコ(後述)
シベリウスの生家
パロラ戦車博物館
ハウホ教会
イーッタラガラスセンター
ハットゥラ聖十字教会
監獄博物館
ハメーンリンナ美術館
シルバーライン・クルージング
※ツアーですべてを回るわけではありません。
アウランコ:贅を尽くした人工公園
ハメーンリンナ駅からバスで15分の距離にあるアウランコ(Aulanko)は、30年の歳月をかけて整備された人工公園。海外を含む各地から集めた木々や人造湖も、着工から百数十年を経た今、元来の自然に溶け込み、独特の景観を呈するに至りました。
富豪の贅を尽くした保養所としてスタートしただけにあって、周辺は観光リゾート施設として発展。とはいえ同地は国有の自然保護区域なので乱開発されることなく、旧来の森林と新たな造園とが見事な調和を保っています。
公園内散策は約2時間程。水鳥が戯れる人造湖を横目に森林浴を続け、高さ33メートルの展望台でハイライトを迎えます。ここから見おろすヴァナヤベシ湖はまさに絶景。ヘルシンキから1時間半圏内でこれだけの景観に臨めるのはここだけでしょう。
●コース概要
9:00 |
ヘルシンキ発(電車) |
11:00 |
自然公園内散策開始 |
13:00 |
リゾート施設でランチ |
14:30 |
ハメーンリンナ駅発(電車) |
16:00 |
ヘルシンキ中央駅着(解散) |
料金3万円
行程 7時間
概要 自然に溶け込んだ人工公園を楽しむ
往復交通費
夏場なら30分程度のクルージングを組み合わせてハイキング開始地点にむかうこともできます(別料金)。
ヘルシンキから半日旅行
ポルヴォー
アイノラ
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