ルートの半分は湖を眺めながら、さらには息を飲む展望台へ。静寂の森にご案内します。

バス一本で行ける奥深い森

「森と湖の国」を手軽に味わいたい。でもあんまり歩きたくない。そんなワガママな希望も、約20万の湖を擁するといわれるフィンランドですから、簡単にかなえられます。
交通の便が悪いヌークシオに比べ、ここで紹介するルーッカー（Luukkaa）へは、ヘルシンキから直通バスが運行。しかもバス停の目の前からハイキングコースが始まり、最初の湖には徒歩5分で着く手軽さです。しかしながら奥深い森、静寂の佇まいはヌークシオに劣りません。焚火場も整備されていますので、キャンプ気分も味わえます。

歩行距離約２キロの基本コースでも訪問者の少ない静かな森歩きを楽しめますが、ほぼ人が通らない別ルートで湖を巡回する4キロコースには秘境探索の趣があります。踏みあと程度の小径をかき分け、湖を一望できる高台に上がります。ちょっとした冒険ルートで、個人で行くのはまず無理な場所へとご案内します。

行程概要（2キロコース）

9：00	ヘルシンキ発（バス）
10：00	現地着・ハイキング開始
13：00	帰りのバス乗車
14：00	ヘルシンキ中央駅着

●コース説明詳細ページ

料金　1万6000円　（エスポー発1万2000円）
行程　5時間
概要　直通バスで静寂の森林へ

エスポーから専用車で行くこともできます。その場合、一時間に一本のバスに気を使う必要がないので、余裕をもってハイキングを楽しめます。

暖かい飲み物・スナック　
往復交通費（バス）

沼地散策：シーカランタ

スオミ（Suomi＝フィンランド)の語源にはいくつかの説がありますが、その中で最も有力な説は「スオ（suo＝沼地）に由来する」というもの。そういうわけで、フィンランドの本来の姿に親しめるのがこのプラン。ヌークシオは２回目、あるいはちょっと変わったルートをたどってみたい方にぴったりです。

ハイキング開始地点までは専用車で移動。駐車場から少し離れるとくうっそうとした森林に入りこみます。大湿原を一望できる岩場まで、道標を頼りに行くこともできますが、当社のガイドはそんな味気ないことはしません。道とは呼べない踏み跡をたどり、同地ならではの原生林のだいご味を味わっていただきます。隠れるように存在する湖へは、指定ルートではたどりつけないからです。

コースにはほとんど高低差がないので体力は要しませんが、多少のハイキング経験は必須です。ハイキング終了地点にあるホテルでランチをとることもできます。