マンネルヘイム通りの完全竣工は2025年末
ヘルシンキの中心部では大掛かりな修復作業が進行中。「主要」といっていいかどうかは分からないが、市内を南北につなぐマンネルヘイム通りの修復作業はトラムやバスの運行に大きな影響を与えている。ただ、その周辺の主な観光ポイントである国立博物館とフィンランディアタロも改装中(入場不可)なので、障害は少ないともいえる。
中央駅付近からオリンピックスタジアムを越えるあたりまでの目抜き通りを修復中。駅からオペラハウスまでは今年中、その先の完成は2025年末が予定されている。
一般の観光ツアーへの影響は大きくないはず。
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せめて外観だけでも見たいフィンランディアホールだけど、それも思うに任せない。手前の木造建築はPikku-Finlandia(小さなフィンランディア)といい、スタッフの仕事場兼イベントホール(開催不定期)。内部のカフェはいつでも誰でも利用できる。フィンランディアホールの改修が終わる2025年までの暫定施設として建設されたが、市民の人気が高いのでその後も継続させるという話も出ている。どうなるかは不明。ハカニエミのガラス張りショップも存続させるといわれながら結局撤去しちゃったし。
さて、マンネルヘイム通りを南下していく(駅に向かう)と、廃墟が出現。ストックマンデパートの対面。奥にはホテル・トルニが見える。ショッピングモールのフォルムにつながる雑居ビルで素敵なランチレストランもあった場所。これはその後どういう展開になるのかな。
そのほかにも、ここぞとばかりの修復作業が目に付く。
カンピショッピングセンターの向かい側。奥に見える電気会館(sähkötalo)はアルヴァル・アールトのデザイン。中にはアールトカフェの一つがある。
中央駅の外装修復。日常利用への支障はない。
ハビス・アマンダのいない青空市場はやはり寂しい。今年の夏に復帰の予定。
手前の銅像はヴィクトル・ヤンソン(トーヴェ・ヤンソンのお父さん)の作品。