
フィンランド人が無口と誤解されるのは理由がある
「シャイで無口なフィンランド人」、「2か国語で黙るフィンランド人」などと言われることが多い。確かに陽気で話好き(に思える)ラテン系の人々に比べると無口な人が多いと感じるかもしれないが、それは彼ら、彼女らの実態とはかけ離れている。ただ、あなたと話したくないだけなのだ。
「シャイで無口なフィンランド人」、「2か国語で黙るフィンランド人」などと言われることが多い。確かに陽気で話好き(に思える)ラテン系の人々に比べると無口な人が多いと感じるかもしれないが、それは彼ら、彼女らの実態とはかけ離れている。ただ、あなたと話したくないだけなのだ。
ありがとうのフィンランド語がキートスであることは間違いないが、その逆は必ずしも真ではない。どんなときにどう使われるか。こんな簡単な言葉でも、状況次第で大きく変わる。
一般にフィンランド人は無口だと言われるが、それは一定の状況においてだけ。素顔の彼ら、彼女はよく喋る。少しは黙っていられないのかと思うほど喋る。もちろん「シャイで無口な」フィンランド人もいるけれど、その割合は決して多くはあるまい。
フィンランド語の「はい」と「いいえ」は英語のYes,Noほどに単純ではない。一般に言われるKylläは本当に「はい」なのか。正しい理解のポイントは日本語にあった、というお話。
フィンランドに国旗掲揚日は何日あるか。年によって違うので、「〇日!」と断定する人を信じてはいけない。しかも年々増加する傾向にある・・・。フィンランドの国旗に関するごく基本的な情報。
客観的データがないのではっきりとはいえないが、国別では世界40位くらいではなかろうか。「初めての渡航先」で調べられたら、さらに順位は下がるだろう。もちろん、悪いことでは毛頭ない。フィンランドファンにはそれすら魅力の一つ。
ヘルシンキ空港から市内のホテルまで、あるいはヌークシオ国立公園のある隣町にも出かける場合、滞在日数分のリジョナルチケットを買うのが賢明です。モバイルアプリやシングルチケットを組み合わせると数ユーロを節約できる可能性もありますが、手間を考えるとそれだけの意義があるかどうか・・・。
モイはこんにちは。モイモイはバイバイ。フィンランド人がそう説明するからといって鵜のみにしてはならない。実際には「こんにちは」の意味でモイモイと言う場合もある。これは誤用なのか? 「正しい言葉」の把握は一筋縄ではいかない。
とある調査によると、キアスマ(国立現代美術館)はヘルシンキで最も退屈な観光ポイントだそうだ。本当だろうか。アマンダ像やフィンランディアホールもワースト5に入っているが、なぜだろうか。
どうやって調べたのかわからないが、ヘルシンキの歩行者の2割強が信号無視をしているそうだ。車の往来を確かめ、信号が赤でも渡るという意味。交通量が少ないから問題になることもない。一方、歩行者優先が徹底しているので、車は信号のない横断歩道の手前ではほぼ確実に一時停車する。