フィンランド映画一覧

私の教え子:Suden vuosi

どこにでもありそうな話を大げさに綴る退屈映画。主人公の病気はストーリーの本質たいして関与しないじゃん。とりあえず出してみました、みたいな登場人物はいつのまにかいなくなっちゃうし。傷つく10代の少女が熱演してるけど、ちょっとやり過ぎの感も。日本版DVDがあるのが不思議。

ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!:Hevi reissu

フィンランド北部の田舎で結成されたアマチュア・バンドがノルウェーで音楽祭に出演するまでのドタバタ喜劇。メタルマニアをくすぐるエピソードはもちろん、ロックの知識があまりない人に対しての仕掛けも随所にあり、気軽に楽しめる。PG12指定なのは言葉遣いの問題と、短いながら少年少女には不適切なシーンのせいかな。

Iloisia aikoja, Mielensäpahoittaja:人生これからだ

連れ合いを亡くして自らも死を決意した主人公。しかし孫娘の妊娠を知り、考えを改める。孫の味方になれるのは自分しかいないのだ、と。二人の共同生活が続いた末、無理解な両親(自分の息子夫婦)との意思疎通が進む。前作よりコメディ度は高まっている。3作目もありそう。

フィンランドの疎開児童の半ドキュメント:Äideistä parhain

第二次世界大戦末期、戦況が悪化する中でスウェーデンはフィンランドからの疎開児童受け入れを推進。その中の一人、9歳のエーロ少年の半生を綴る。生みの親と育ての親、果たしてどちらがより強い愛情を注ぐのか、とありがちな設定ではあるが、失われた時間の重さはひしひしと伝わってくる。

クラウス・ハロのデビュー作:Näkymätön Elina

ときは1952年。スウェーデン北部、フィンランド国境に隣接した小村に暮らす母子家庭が主役。長女エリナは一年の病気料予後に復学するが、厳格な校長との間に軋轢が生まれる。理不尽な扱いを癒すために通いなれた沼に赴いたところ底なし沼に引き込まれる。なんとか救出され、同時に亡き父との妄想を断ち切るきっかけとなる。

Mielensäpahoittaja:傷心の人

ジャケット写真の顔つきや、「不機嫌な人」という英訳タイトルから、田舎の頑固老人が都会に出て巻き起こすナンセンス・コメディと思ったら大違い。哀愁に満ちた人間ドラマの秀作です。主人公が見せる「頑固な老人」の側面はフィンランド人の共通点である。国内で強く支持されているのはそのためだろう。

雪の華:Snow Flower

美男美女が主演し、おとぎの国フィンランドで夢のような恋愛が成就するファンタジーと思って見れば幸せになれるはず。ただ、オーロラ伝説のでっちあげだけは認めがたい。

人気小説のTVドラマ化:Kuolemanspiraali

刑事小説の人気シリーズをTVドラマ化。2003年に4作が13回に渡って放映された。その一作目がこのKuolemanspiraali(死のスパイラル)。原作はどうあれ、本作の内容は「2時間ドラマ」の範疇なので、本格的なミステリーサスペンスを期待すると裏切られる。