旅行先としてのフィンランドはどのくらい人気があるのか

世界40位、ヨーロッパで10位くらい??

海外旅行先の国としてフィンランドはどのくらいの人気があるのかを調べてみた。とりあえずネットでみつけた三社の結果を記す。いずれも2020年4月時点での統計。

バンコク・暁の寺院

4トラベル

1位 バンコク / タイ
2位 台北 / 台湾
3位 ソウル / 韓国
4位 ホノルル / ハワイ
5位 シンガポール
6位 パリ / フランス
7位 ロンドン / イギリス
8位 バリ島 / インドネシア
9位 釜山 / 韓国
10位 ニューヨーク / アメリカ

東南アジアを中心とした手軽な行先が上位。

カンボジア・アンコールワット

Tripadvisor

1位 アンコールワット カンボジア
2位 サンピエトロ大聖堂 バチカン市国
3位 サグラダファミリア スペイン
4位 オルセー美術館 フランス
5位 エアーズロック オーストラリア
6位 秦始皇兵馬俑博物館 中国
7位 サントシャペル フランス
8位 カルナック神殿 エジプト
9位 タージマハル インド
10位 メトロポリタン美術館 アメリカ

観光ポイントまで絞った掲載。一部は驚きの通好み。

イタリア・ピサの斜塔

Line travel

1位 イタリア
2位 スペイン
3位 オーストラリア
4位 アメリカ
5位 スイス
6位 イスラエル
7位 イギリス
8位 チェコ
9位 マルタ
10位 クロアチア

1~5位は「始めての海外旅行」としてイメージできる納得の順位

実績、人気投票ともに客観的データはない

フィンランドの人気が年々高まっているとはいえ、やはり海外旅行ゴールデンデラックスコースに食い込むにはまだまだのようだ。ベスト20、30ならどうか、と思ったが、そうした統計はないようだ。かろうじてDliftという会社がベスト100まで取り上げており、そこでの順位は51位。まあ順当なところだろう。ただし、このリストは都市ごとにとらえており、たとえばイタリアはベスト100に6都市が入っているので、国単位で考えるとフィンランドの順位はもう少しあがる。とはいえせいぜい40位くらいか。妥当なところだと思う。

とはいえ、すべて旅行会社の発表なので、いくらかのさじ加減がなされていると考えるべきだろう。営業戦略がゼロとは思えない。

そこで外務省公表の邦人渡航状況(2018年)を併記しておく。こちらは客観的な数値ではあるが、ビジネスでの移動割合が高いことは容易に推測できる。観光先としての人気を示すわけではないが、参考まで。いずれにせよ、フィンランドの人気動向を判断する資料にはならないが。

順位 国・地域名 人数
1 アメリカ合衆国(米国) 359万5,607
2 中華人民共和国(中国) 268万33
3 大韓民国(韓国) 231万1,447
4 台湾 189万8,854
5 タイ 154万4,442
6 香港 81万3,207
7 ベトナム 79万8,119
8 シンガポール 79万2,873
9 ドイツ 58万4,871
10 フィリピン 58万4,180