フィンランドの春は何もない春です
発表から50年近くを経ても人気の高い「襟裳岬」。森進一の代表曲の一つだ。それだけにこの歌をめぐる議論は多様だが、みんな「何もない=無価値」と考えていないか? 何もない、って素晴らしいことなんだけどな。
発表から50年近くを経ても人気の高い「襟裳岬」。森進一の代表曲の一つだ。それだけにこの歌をめぐる議論は多様だが、みんな「何もない=無価値」と考えていないか? 何もない、って素晴らしいことなんだけどな。
「世界三大ガッカリ」として人気の高い観光ポイントにならってヘルシンキ三大ガッカリを選んでみました。シベリウス公園、現代美術館キアスマ、アラビア工場がそれ。 しかしもともと期待度が低いだろうから、「夢に見た人魚姫があんなもんだったとは・・」というほどには落胆しないはず。
口当たりのさっぱりしたお菓子を食べたいと思っていたところ、古い料理雑誌で葛餅の作り方が紹介されていた。ああ、これなら片栗粉で代用できるな。 作り方は非常に簡単。その過程は理科の実験のようで、結果があやぶまれたが予想以上のできあがりになった。誰にでも作れる和菓子だ。今回は省いたが、黒蜜だって簡単に作れるし。
「楽しい我が家」と題されたフィンランドにありがちな家庭像を描く。父親の自殺、アル中の母親、と実際に珍しくない家庭環境が描かれる。 「実話に根差した・・・」といっても間違いではない。したがって「楽しい」映画ではないが、心をつかまれる作品。
フィンランドからの日本入国には陰性証明がなければ飛行機にすら乗れない。いっぽう、日本からフィンランドに行く場合にはそうした規制はない。 フィンランド入国に際してはワクチン2回接種の証明書が必要になるが、それすら絶対ではなく、その場でPCR検査を受ければよい。
海外から日本に入国した翌日から起算して14日間は、自宅等に待機していなければならないことになっている。 その間、入国者健康確認センターから毎日連絡が来る。現在位置や健康状態の報告に加え、有人・無人のヴィデオ通話まで。しかしそれらにも抜け道があるのだ。
コロナ真っただ中での日本入国。さまざまな検査、規制が実質的に始まるが、しょっぱなからなんかおかしい、と思えることが続出。 とりあえず自宅についたが、このあとはどうなるのだろう。
たまたまではあるが、オリンピック開催期間中に日本に行かねばならないことになった。気は進まないがやむを得ない。 実態を知りたいという潜在的ニーズはあろうから、その顛末をつづる。出国準備から渡航、日本滞在中の注意点、そしてフィンランド帰国まで。
ナマコを最初に食べた人は勇気がある・・・なんていまどき口にする人がいるかどうか知らないが、よく考えれば勇気とは無縁のことであることが分かる。必要に迫られて、あるいは深く考えることなく食し、経験を蓄積してきたのである。
北国のはずれのさびれたレストランをたまたま訪れた料理の達人が同店を一気に繁盛させる。美人の店長と恋仲にもなり、めでたしめでたし。 「世界でいちばんしあわせ」なんて安易な邦題が示すように、まったく能天気なお話。中国マネーを狙う魂胆があからさまなのも鼻につく。深く考えす、雰囲気に酔いたい人には好まれるだろう。