ほっと一息、のり弁を作ろう

まごうことなき日本の昼食が手軽にできる

持ち帰りケバブ。8~10ユーロ。最も高い”材料費”

持ち帰りケバブなどの発泡スチロールケースをとっておく。コレ重要。容器さえ準備できれば、半分はできたも同然。

おかずの主役は魚フライ。Kalapuikotとして冷凍で売ってるやつ。ホカ弁の魚フライもこれと同様、タラの仲間を使っているので味は似ている。ここでもソース、好みによってはマヨネーズが決め手になる。

どこにでも売ってるSeiti(シロイトダラ)の冷凍フライ

このほかの副菜をどの程度用意できるかによってできあがりに大きな差がでる。作り置きのきんぴらがあれば大満足。薬臭の強いたくあんもエスニック食材店にはあるし、手製の白菜漬けをそえてもよい。

鰹節があればいうことないけど、これは高価かつ入手先が制限されるのでいつでもだれでも使えるわけではないのが残念。まあ、海苔を引きつめて醤油をたらすだけでもよしとしよう。

ちょっと冷えたらチンして蓋あけると、おーやホカ弁、380円! の出来上がり。当然、シャケ弁も作れる。塩じゃけでもいいし、savustettulohiもしくはloimulohiもおいしい。

丼に盛ってもいいんだけど、発泡スチロール容器を使うと「弁当」と言い張ることができる。
「家庭で弁当」ってのはコラムニストの ”えのきどいちろう氏” のエピソードに触発されたもの。大昔のラジオ放送で聞いた雑談による。奥さんに何を食べたいかと毎日聞かれることに閉口した ”えのきど氏” は「弁当がいい」と答えたそうだ。その注釈に関心した。

丼盛りだとちょっとさみしい

「弁当がいい、ってなんの答えにもなってないんですけど、“敵”もひるんで矛先を避けることができた」というようなことを話していた。確かに、「何食べたい?」の問いに「弁当」では答えになっていない。せめて唐揚げ弁当とか、幕の内弁当程度の具体性がなければ作れまい。

しかしこの発想には学ぶ点もある。毎日自炊している人は、料理自体はたいして苦にしないか、むしろ楽しんでいることも多いだろう。問題があるとしたら献立つくりだ。さて今夜は何を食べようか、と頭を悩ますことは少なくない。

そんなとき、今日は弁当にするか、と答えにならない答えに救われることもある。ごはんに一品(ハンバーグ、焼き魚、焼売その他なんでもいい)だとちょっと寂しいけど、漬物でも足して「弁当」にすれば一つの完成体として満足度があがる。だからこそ丼盛りでは物足りない。発泡スチロール容器が成否を握るのである。

まあ、そんな大げさに考える必要はないんだが、2~3か月に一度の気分転換に良い。