リブサンドポークを家庭で再現する

豚バラ肉は粗目のみじん切り、黒コショウが決め手に

おっと知らなかった。ロッテリアの隠れ人気メニュー、リブサンドポークが本年3月に復活していたのだな。2009年に販売終了、12年に再販したもののそれも19年4月まで。もう陽の目を見ることもあるまいと悔やんでいたが、再復活。次回の帰国にまたひとつ楽しみが増えた。

フィンランドでも、この肉の部分に似たものが売ってたんですよ。ポークリブバーガーと仮称するが、イメージはつかめますよね? ところがこれも5~6年前に姿を消した。じゃあ自分で作ればいい、というわけで、本家の復活を記念して久々に挑戦してみました。

メインの材料は豚バラ肉200gと同ひき肉100g。バラ肉はやや粗く刻むと噛み応えがよい。

味付けはホール黒胡椒をあらびきにしたものと塩。ハンバーガーにつきもののナツメグは使わない。胡椒はやや多めにすると刺激が出て本家の味に近づく。今回は玉ねぎのみじん切りも加えたが、入れないほうが肉そのものの味を楽しめる。

以上をこねて油をひかないフライパンで焼く。引き延ばした長方形にするとロッテリアっぽくなるけど、バンズにあわせてやや短め。つなぎが弱いので、長くすると途中で切れちゃう恐れもあるし。

次はBBQソース。肉汁のたまったフライパンでソース、ケチャップ、砂糖、しょうゆ、白ワインを温めながら混ぜ合わせる。配分は適当に。あとはごらんのようにレタスとともにバンズに挟めば完了。本家のような弾力を再現するのは難しいけど、味的にはそん色ないものができる。

あらためて本家の写真をみたら、マヨネーズもつけてるのかな。玉ねぎは水にさらして後乗せがいいのかも。次回の課題としよう。
これが和食か? 再三の復活劇を見れば、間違いなく日本人に愛されている食事であることは分かるだろう。