さっぱり、簡単、お茶漬けをサラサラ

みだし

これもまた簡単やなあ。スーパー和食とかいうて、手抜き料理を紹介してるだけなんちゃうん?
こらこら、そういいなさるな。ツアーのお客さん(20代前半の女性)との雑談で、ワシは意外なことに気づいたんじゃよ。

というのは、本来のお茶漬けを知らない若者がいるんだね。お茶漬けといえば永谷園のインスタントだと思ってる・・・。「え~、ご飯にお茶なんてかけないよ、普通」とか言うとった。まあ、永谷園のアレはいろんな種類があって美味しいけどさ。

たしかに、こんなの欲しいけどねえ

そこでお茶漬けだが、まずご飯を用意する。残りメシをチンしてもいいけど、炊きたてがうまいね。そこに揉みほぐしたノリをどっさり。焼いた塩ジャケもほぐして加える。今回は既成の燻製鮭を使う。これにお茶をかけてワサビを添えればできあがり。煎餅も砕いて振り掛ける。これは中華食材店で入手。 レシピなんて書くまでもないんだが、前ふりのような状況を考えてあえて記してみた。
さらにはダシを加えたり、鰹節のあと乗せ、いくら、のり・昆布の佃煮等々、トッピングを変えれば無数のヴァリエーションが生まれる。

赤いのは梅干しを想定したドライトマト。意外といける

ポイントは緑茶だけど、これが問題。スーパー緑茶はティーバッグだし、中華緑茶も風味なんてない。そこで、まあ、たまたま、運よく日本の緑茶を持っていた、ということにしてください。それが許されないなら松の葉茶で代用してもいい。ミント入りのティーバッグ・グリーンティーよりはよほどましだ。そんなわけで、緑茶使用のお茶漬けは贅沢食といえる。

ところで、煎餅はどうしてお茶漬けに入ってるのかね?